【書籍のご紹介】未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

講談社現代新書「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」を読んだので,

その内容と感想を書きたいと思います。

 

目を引くのは「帯」!。目を引く,フレーズが並んでいます。

発売日は去年の6月ですが,最近になってブームになってきたように思います。

本が売れるタイミングって,面白いものです。

 

気になったトピックをいくつか紹介致します。

1 2024年 3人に1人以上が65歳以上の「超・高齢者大国」へ

この年に,団塊の世代が,すべて75歳以上になるタイミングということです。

うちの会社が建設業と並行して進めている,フィリピンの平均年齢は23歳ということで,

3倍!違うのか,と思うと,同じ地球上の国と,直ちに理解するのが困難なほどです。

 

高齢者が高齢者を支える老老介護,

40代の働き盛りが,両親の介護のため,休職することによる労働能力の喪失。

 

介護人材の離職率も問題視されていますが,

現在の所得水準と,労働の過酷さを考えると,直ちに増加するとも思えません。

もっとも,AIなどのオートメーション化によって,転職を余儀なくされ,

介護で働くという人が増えるのではないかとも思っています。

(農業と土木作業員も,同じ理由で増えるかもしれない)

 

2 原宿もシルバー向けのファッションタウンの街に

本書は全般に,少子化,高齢化の本であるため,多くのトピックが

高齢化に伴う事象に焦点があてられているところ,

↑はちょっと笑ってしまいました。

老夫婦でプリクラ撮って,明治神宮を参拝するという

デートスポットになるのでしょうか。

 

3 自衛隊・警察官の,実力部隊に必要となる若者が減る→ 日本の維持が危うい

日本の防衛,という視点はこれまでありませんでした。

確かに,若い人がいないと,実力部隊は機能しません。

人口空白地帯が増えて,実力による占領が増えてくるかも,との指摘もあり,

気がついたら,どこかの島に,どこかの国の人が大量に定住している,みたいなこともあるかもしれません。

 

 

ご多分に漏れず,特別な特効薬のアイデアを持ち合わせているわけではありませんが,

何かの病気のように,徐々に徐々に蝕まれていく感じが非常におぞましく感じます。

 

最近のニュースでは,コンパクトシティというフレーズが頻出しており,

駅前,幹線道路,役所のまわりに人が集まる(正確には,強制的に集める)方向になっていくように

思われます。

とある記事で,人口集約は,フラクタル図形のようになるとの指摘があり,同意します。

画像は,以下URLからお借りました。

http://www.nara-wu.ac.jp/fuchuko/curriculum/study/Math/06fractal/index.htm

東京集約>静岡市・浜松市・沼津市集約>菊川市・掛川市・袋井市・磐田市の中心部>……

となるとすると,少なくとも,静岡県内の政令指定都市を除く市町は,

さらなる都市部に人を吸い寄せられながら,その中で,コンパクトにしていくという構成になろうかと思います。

 

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